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まえがき
「Pur-Sang」はPOGを意識した血統系HPとしてマイペースに運営していく予定です。 サブタイトルにもしましたが、クラシック馬の配合とは何か、ということをPOGを通じて探求していきたく思います。 HPの運営を動機付けにして、試行錯誤しつつも継続的に血統研究に取り組むことで自らの配合分析能力・血統知識を向上させることが目的で、それを達成出来れば成功だと考えています。

当サイト内では管理人の思うがままに競争馬の配合や血統理論等について述べていくことになります。 私自身、己の血統知識・配合分析能力の未熟さは深く自覚しており、そのような未熟な者が好き勝手言うわけですから、ご覧になられる方によっては不快に感じられる内容を含むこともあるかも知れませんが、なんらの悪意があるわけではありませんのでご理解お願いします。 また、コンテンツ作成の際には誤謬等の無いよう細心の注意を払っているつもりではありますが、限界はありますので、併せてその点もどうぞご容赦下さいm(._.)m

(Pastels Badges@修行中)

血統分析とは
血統を扱うHPですから、血統理論について前書き代わりに当たり前の内容をだらだらと。

過去・現在にわたる名馬の配合から何らかの共通性を抽出し、抽出された共通性を元に理論を構築し、競争馬の配合を評価する・・・これが昨今の血統分析でよく見られる手法です。

例えば世間でよく叩かれるI理論(五十嵐理論)の場合はまさにその典型で、故五十嵐氏が過去・現在の欧米の名馬の9代血統表上のクロス(インブリード)の配置状況に一定の共通性を見出し、体系化したものです。 現在では名馬の配合上の共通性は8項目に整理・分類され、各項目ごとに5段階評価を下し、その評価を合計することで最終的に7段階の血統評価を導出しています。理論の有効性は、I理論上の高評価馬程オープンに出世しやすいというIK血統研究所の統計によって示されています。

しかし、このような帰納的手法によって構築された血統理論は、仮に理論そのものの有効性が認められたとしても、導出された結論が確率論の領域から離れることは出来ません。それゆえ、名馬の配合との共通性が高いからといって、特定の競争馬に対して"この馬は絶対に走る or 走らない"と断定的な評価を下すことは理論上不可能です。ただ、過去の名馬と何らの共通性も見出せない配合よりは、共通要素の極めて多い配合の方が良い結果を残す産駒を輩出する可能性が高いだろうとの推測にとどめるならば無理はありません。

また、仮に効果的な理論であるにせよ、上述のような理論構築手法を採用する限りは、時代や環境の変化に伴い競馬そのものが変質するようなことがあれば、理論も変化なしには現実の結果と乖離してしまう可能性があります。したがって、どのような理論・分析手法を支持するにせよ、決して活躍馬の分析→理論へのフィードバック作業を怠ってはならず、常に現在の競馬を冷静にそして可能な限りの客観性を持って観察・分析し続けることこそが何よりも重要であると言えるでしょう。

ちなみに、一見すると科学的な知見により裏打ちされた血統理論であっても、統計的な手法とは縁を切れないのが現状であり、理論や分析結果に対する懐疑の姿勢を崩すべきではないでしょう。ましてやそれが科学的根拠の薄い理論であれば尚更のことであり、巷に出回る胡散臭い理論への盲信は極力避けるべきです。そもそも、100%の確率で的確に競争馬の能力を言い当てることが可能な血統理論など現状では存在し得ないわけですから。

と・・・自戒の意味を込めつつ(/o\*)

サイト利用上の注意
当サイト内で行う血統分析は主に、I理論的な血統構造論、内包した血の日本競馬への適性、伴性遺伝的資質、牝系の質といった要素を分析の対象とし、配合評価を下しておりますが、上述の通り管理人の血統観は日々・年々と変化しており、過去に執筆した内容・評価を必ずしも現在も保証するわけではありませんので、その点はご注意ください。また、I理論用語を用いてはいますが、そのエッセンスを独自に解釈して血統分析を行っており、くれぐれも当サイトの内容についてIK血統研究所に問い合わせる等の行為はお止めください。