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  [04年産指名候補馬リスト、または言ってみれば地雷リスト]
・目的 : 公開を前提とした指名候補馬リストを作成することで、これまで以上に1頭ずつの配合・情報を吟味し、厳選したリストでPGPドラフトに臨む。     
・ランクの目安  A(4頭) : PGP1位指名候補                              
        B(7頭) : PGPハズレ1位-3位指名候補                          
        C(10頭) : PGP3位-5位指名候補                              
        D(12頭) : PGP5位-7位指名候補  ※D評価までで10頭指名出来れば理想的                  
        E(18頭) : PGP下位指名候補   ※E評価以下は指名しにくい要素が目立つ                
        F(31頭) : PGP下位〜補欠・S-POG指名候補  ※PGPドラフト時は77頭いたがS-POG初回入札を前に厳選した。        
        G・H(不掲載) : PGP補欠・S-POG指名候補  ※小物、晩成馬、厩舎不明、微妙厩舎、育成情報なし等指名条件の揃わなかった馬。    
・当リストはPGPドラフト〜S-POG初回入札時点でのリストアップで、それ以降の情報で評価を上げた馬はリスト外(=不掲載)とした。      
・好配合馬でも厩舎不明馬・情報なしは不掲載(G-H評価)。                       
・指名方針が社台グループ最優先であるがゆえに、誰でも取れる馬ばかりではあるけれど、TG産駒に対する高評価で個性を表現したつもり。  
・配合評価項目の詳細はPGP06-07指名方針の下の方を参照ください。特に母質評価は誤解されやすいと思われるので。          
・評価で表現しきれない要点等は文章で補足したつもり。コメントは配合解説よりも実馬イメージを優先した。            
・「区分」は父、外、持のみで市はなし。                                
・LINK先:馬名=net-keiba  産次=net-keiba(血統)  F.No.=Japan Bloodstock                  
・ご利用は自己責任で。                               2006/7/23up
   [04年産指名候補馬リスト(総合評価順)]
総合評価 距離適性 配合 母質 切れ 底力 馬主 馬名 区分 東西 厩舎 誕生日 毛色 母父 生産者 母生年 産次 F.No. 影響度 クロス数 主なクロス  
A 芝8-12F B A+ B B 金子真人 ニュービギニング 西 池江郎 319 鹿毛 アグネスタキオン ウインドインハーヘア Alzao ノーザンファーム 1991 9 2-f 6-0-5-5 59 Almahmoud5x6 Turn-to5x6  
母は伴性血縁上でSelene45x55〜Canterbury Pilgrim6連。配合レベルは半兄に1ランク劣るが、ND系で最も父に合うのはLyphard系であると思われるし、リマンド≒祖母など欧主体の傾向も合い十分に良い。距離融通性は父産駒としては高め。半兄よりも相対的に母の影響が強くなり、切れるというよりはFair Trial的な粘性と持続性に優れたスピードタイプというイメージ。血は良いが構造面で迫力を欠き、大物感はいま一つ。やや平坦向きで例年ならきさらぎ賞や京都新聞杯向きのトライアルホース的な印象。G1で通じるかどうかは条件次第。優秀な母だが産次がかなり進んでいる上にやや高齢な点は割引。  
A 芝ダ9-12F B B C A サンデーTC キングオブブルース 西 角居 507 栗毛 アグネスタキオン ディクシースプラッシュ Dixieland Band ノーザンファーム 1988 8 3-d 7-2-7-2 66 Almahmoud5x5 Turn-to5x6  
仕掛けのある母。父産駒に不足しがちのスタミナ・底力を母から注入した配合で、タキオン産駒としては大物感がある。ただ、母父Dixieland BandやAllegedのズブさ・緩さが父のスピードや俊敏性を殺してしまう形で出てしまうと、ダ9F向きの駄馬となる可能性もある。03年産タキオン産駒の活躍馬と血の傾向をやや異にする点も不安であるし、母が高齢な点も不安。しかしながら、こういった中距離向きの馬力型を育てるのが得意そうな厩舎所属であり、一発大物の期待を捨てきれない。タキオン産駒としてはジリ型ゆえ、高速馬場での取りこぼしは覚悟すべき。  
A 芝9-12F B B B B 社台TC ブラックオリーブ 西 松田国 325 黒鹿 スペシャルウィーク オリーブクラウン ドクターデヴィアス 社台ファーム 1997 8-k 5-5-2-6 54 ND5x54  
母はオークス3着馬。伴性血縁上でMahmoud55x4を内包。ND5x54で全体をリードした形態。父・母ともNDを構成するMahmoudとHyperion的な血の流れがある配合で、NDクロスによって父と母の主要なスピード・スタミナの血をシンプルにまとめることが出来た。NureyevとWhat a Pleasureのスピードが効いていて、SW産駒としては芝中距離での軽快さがある部類。また、スタミナも「Alleged≒シル」の重石やレディシラオキと脈絡するBlandford系の血が押さえられていて芝12Fも十分にこなせるはず。母父内に構造的な弱さがあるのは残念で底力満点の大物というには物足りないが、昨今の傾向からすれば重すぎず軽すぎずでPOG的には丁度良いバランスとも。好位からの競馬が合いそうで、アタリなら皐月賞・ダービーとも掲示板を狙える。極端な消耗戦は不向き。  
A 芝9-12F B A B B 関口房朗 馬名未決定 西 池江寿 405 黒鹿 ダンスインザダーク エアグルーヴ トニービン ノーザンファーム 1993 5 8-f 4-8-4-10 48 ND4x4  
母は伴性血縁上Hyperion5x46を内包。父と母の配合形態をND4x4で引き継いだシンプルな構造と、Hyperionの血の流れの強さが長所。DID産駒としてはシャープな反応を期待でき、またイメージ通りに長く良い脚も使えそうなタイプ。ただ、父方米血の馬力・底力の引き出しには物足りなさがあり、大物感を削がれてしまったのは残念。アタリでも「モノポライザー+エアダブリン」を割ったタイプというイメージで、例年ならダービーでは掲示板までという印象。とはいえ、SS不在ゆえにチャンスは十分にありそうで、同厩のフサイチジャンク的なローテを歩めれば楽しみ。ムーンライトタンゴ・マッキーマックスの配合と類似性があり、当馬もDID産駒としては比較的早期から能力を発揮できそうなタイプ。  
総合評価 距離適性 配合 母質 切れ 底力 馬主 馬名 区分 東西 厩舎 誕生日 毛色 母父 生産者 母生年 産次 F.No. 影響度 クロス数 主なクロス  
B 芝6-9F A A A C 社台OC フレジェール 西 藤岡健 217 鹿毛 アグネスタキオン スキーパラダイス Lyphard 社台ファーム 1990 5 3-l 4-7-12-7 58 ロイヤルスキー3x3 Almahmoud5x5  
伴性血縁上ロイヤルスキー2x3は大胆だが、祖母の仕掛けを継続する形になっているし、ロイヤルスキーの輩出した3頭のG1馬は全て牝馬で、そのうちの2頭を経由してのものであることから期待してみたい。配合は、強調された母父Lyphardにロイヤルスキー3x3やHaloからもスピードを加えた形だが、アグネスフローラやスキーパラダイス・Ski Goggleの良さが出ている。ロイヤルスキーのスピードで先行して、好位から切れ味を発揮するイメージだが粘りも十分。母はやや高齢だが、産次が進んでいないのが救いでまだ狙えそう。不安は近交による健康リスク。厩舎に桜花賞2着馬を管理した実績があるのは安心。  
B 芝9-12F A B+ B A サンデーTC ジャングルバード 西 松田国 329 黒鹿 ジャングルポケット マンファス Last Tycoon ノーザンファーム 1991 6 22-d 10-4-6-6 55 Hornbeam4x5 ND4x4  
母はX経路上でNogara3連。配合はトニービンとBlakeneyが呼応してHornbeamを主導とした珍しい形態に。この型の活躍馬にはマイネルデュプレ(共同通信杯)がいるが、当馬の方が構成が整っている上にHyperionの血の流れにも迫力があって好印象。トニービンの欧系の重厚なスタミナが強くなっていて、父のイメージよりも力の要る馬場を得意としそうだが、決して鈍重なタイプではなくて中長距離での反応性は優れていそう。東京コースで長く良い脚を使えそうなイメージで、フローラS〜オークスで楽しみ。牝馬としては鍛え甲斐があるので厩舎とも合う。特殊な形態ゆえ1位で勝負を賭けるのは怖いが2-3位なら。  
B 芝8-12F A B- B A 近藤利一 アドマイヤヒビキ 小島太 416 青鹿 タニノギムレット フサイチケリー サンデーサイレンス ノーザンファーム 1995 5 1-w 8-4-5-4 66 Hali to Reason4x4 Graustark45x4  
Graustark45x4、Hail to Reason4x4で父父BTを強調。大雑把に見ると、父の形態を一部継続しつつも母父SSのスピード、母母父ラディガのスタミナ・底力を加えた形。底力満点ながらも、父が押さえていたRomanのスピードやMumtaz Mahal10連といった決め手に繋がる血も豊富で、中距離での軽快さを期待できる。スローペースにも対応できそうなイメージ。ただ、Graustark3連で気性難ではないかとの懸念はあり、そういった意味でハズレでBT産駒の暴走馬ローマントレイン(ラディガ経由Graustarkクロス内包)、アタリで叔父ナリタタイシン(当馬と父と同じでRomanがスピードの軸)といった感も。あとは、母の繁殖実績が不安材料だが、祖母は伴性的にも優秀で活躍馬を輩出できるだけの下地はある。  
B 芝ダ9-12F B A D A キャロットC クルサード 西 角居 203 鹿毛 ダンスインザダーク ポトリザリス Potrillazo ノーザンファーム 1995 3 2-u 2-7-0-8 58 Raise a Native5x4  
母は亜年度代表牝馬。牝系は優秀。伴性血縁上で多重クロス。半姉とはタイプの違う配合で、こちらはRaise a Nativeなスピードで先行して、Key to the Mintなスタミナと底力で押し切る馬力型というイメージ。切れ味勝負や高速馬場は不得手としそうだが、力の要る馬場や体力勝負の消耗戦は強そう。過去のDID産駒の活躍馬とは傾向の異なる配合であることから指名にはリスクを伴うが、厩舎には合いそうな字面。当たれば長打を期待でき、皐月賞〜ダービーともに対応できそうなイメージ。菊花賞タイプというにはズレがある。ハズレてもタガノボーディング的な戦績で小銭は稼げる。ダート可。  
B 芝9-12F B B+ B B サンデーTC ローズプレステージ 西 橋口 507 栗毛 ダンスインザダーク ロゼカラー Shirley Heights ノーザンファーム 1993 6 1-w 4-8-5-7 52 ND4x4  
薔薇一族とはいえ、さすがに切れ味はSS産駒の半兄等に劣るが、DID産駒としては俊敏さや仕上がりやすさを期待しやすい部類。NijinskyとMill ReefのニックスやNorthern Dancerの粘りなど底力面では半兄姉よりは若干の分があり、ある程度の消耗戦にも対応しうる。父が9本持っていたMan o'Warが欠落してしまって、米血の馬力を引き出せなかったのは残念。もうすこしスタミナ・底力血脈がしっかりしていればダービー制覇も目指せたが、恐らく掲示板止まり。配合構造的にも脆さがある。総合力は兄姉よりは高いが武器となる個性はない。トライアルの中では京都新聞杯適性が高いイメージ。  
B 芝ダ8-12F A B C B 山田博康  ヤマカツブライアン - 西 池添 504 黒鹿 ブライアンズタイム ヤマカツスズラン ジェイドロバリー 岡田牧場 1997 1-b 16-5-3-2 56 Nashua4x6 Royal Charger5x6  
Roberto強調型の好配合馬。Mr.Prospector、Nijinsky、コリムスキーで父の米血スピードを引き出しつつ、Specialや曾祖母でGraustarkの欧系のスタミナを引き出した配合。突き抜けた大物感や個性はないが、欧米の血のバランスが良く、中距離ならあらゆる条件で器用に競馬をしそうな万能性が魅力。BT産駒としては母のイメージ通りスピード優位だが、切れ味はいま一つで先行した方が良さそう。アタリならアーリントンCや毎日杯を狙えそうなイメージで、どちらかといえばダービーよりは皐月賞向き。入厩済みであることと、厩舎からBT産駒の重賞勝ち馬が出ていることはPOG的に心強い。  
B 芝ダ6-8F B B+ B C サンデーTC アステリオン - 西 松田国 306 鹿毛 フレンチデピュティ フサイチエアデール サンデーサイレンス ノーザンファーム 1996 3 20-a 4-10-5-7 68 Nasrullah5x6 Almahmoud6x5 Eight Thirty5x7  
ライラプス全妹。当馬のX経路上でBlue Larkspur、Sir Gallahad=Bull Dogなどが多重クロス。米血優位でスピードとパワーに優れるが、欧系のスタミナ血脈を欠いて粘りやしぶとさのない一本調子タイプになりやすい。瞬発力に良さがあるタイプではないものの高速馬場適性は高めで、ファンタジーSあたりは狙い目。こういった米血主体のスピード型は桜花賞では苦戦しているのが不安だが、使い倒す厩舎ゆえ実力以上に稼ぎ出す可能性はある。母も半姉も息が長いが、アルーリング一族のような早熟タイプに出ても不思議ではない字面で、そういったリスクもいちおう考慮に入れておきたい。  
総合評価 距離適性 配合 母質 切れ 底力 馬主 馬名 区分 東西 厩舎 誕生日 毛色 母父 生産者 母生年 産次 F.No. 影響度 クロス数 主なクロス  
C 芝6-8F B C B C 金岡久夫  コンゴウダイオー 西 山内 228 鹿毛 Fasliyev Bonita Primo Dominie 1992 5 5-j 12-7-4-1 51 ND3x6  
Northern Dancer3x6で父父Nureyevを強調した配合。父自体が「Nureyev x Mr.Prospector x Never Bend」という累代の極端なスピード型の配合だが、そこにさらに母父Primo DominieやNishapourなどからも欧スピードを加えた形。早熟だが持続性のあるスピードと欧主体の血の統一性の高さを背景とした反応の良さは魅力。粘りもあるので早期ならマイルまでは誤魔化しうる。ただ、年が明けてからは期待よりも不安の方が大きいし、平坦向きという印象も。入厩済みの好時計馬ということで、ラベンダー賞〜函館2歳Sを狙うには良いが、そこでこけると厳しい。厩舎がかつてのような使い方をしてくれればいいが。  
C 芝6-10F A C A C 大和商事 ダイワバリオス 上原 203 芦毛 アグネスタキオン アドマイス Highest Honor 社台ファーム 1992 6 5-e 4-4-4-8 63 Turn-to5x6 Nasrullah8連  
母は米G1(芝10F)勝ち。「母父Kalamoun系」「Northern Dancerなし」「Nasrullahを主軸とした配合」「欧系主体」といった点が、ショウナンタキオンと共通する配合。おまけに厩舎も同じ。スタミナ血脈が弱く、さほど奥のある配合ではないが、POG向きのスピード・早熟性に良さのあるマイラー型としては優秀。適性の高そうな新潟2歳S、東スポ杯2歳S、シンザン記念、共同通信杯、きさらぎ賞あたりなら勝ちを狙える。アタリでも皐月賞〜ダービーでは苦しいがNHKMCなら希望も。時計のかかる馬場や消耗戦はやや不得手。ダイワ+上原+社台Fはダイワメジャーと同じ。有力馬だと出走数が少ない厩舎なのは割引。  
C 芝8-10F B B B C 近藤利一 アドマイヤオーラ 西 松田博 219 鹿毛 アグネスタキオン ビワハイジ Caerleon ノーザンファーム 1993 4 16-c 10-2-9-4 58 Hali to Reason4x5 Almahmoud5x6
両親の欧・米血、スピード・スタミナとも無難に生かした配合で大きな欠点はないが、その分だけ中途半端な感覚があって半兄アドマイヤジャパンと比べると小物。アグネスタキオンとビワハイジのスピードは良く出ているのでPOG向きではあるが、皐月賞やダービーでどうかとなるとスタミナ血脈に物足りなさがあって不安が大きい。アタリならシンザン記念〜きさらぎ賞級という印象。当馬よりはニュービギニングの方が血に統一感があるし、距離の融通性も高そうで大物感がある。
C 芝ダ7-10F B B B B 金子真人 ネネグース - 西 橋口 208 黒鹿 クロフネ サンスプリング Southern Halo ノーザンファーム 1996 2 20-c 7-6-18-0 65 ND5x4 Hail to Reason6x4 Bold Ruler5x6  
母は亜のスピード馬。牝系優秀。Northern Dancer5x4〜Nearctic65x5、Almahmoud7x56、Hail to Reason6x4で母父サザンヘイローを激しく強調した配合で迫力がある。父の硬質さと母系の柔らかさとが母父内でまとまっていて、スピードとパワーと柔らかさを兼備。父内Pago Pagoの難しい血やTourbillon系も押さえられていて緻密でもある。アタリなら快速マイラーといった印象だが、距離の融通性が高そうで牝馬同士なら10Fまでは問題ないと思われる。FD産駒の半兄よりも字面の完成度は数段上。POG本での当馬に対する関係者コメントが淡白なのが不安だが、04年産の金子牝馬では最も大物感ある好配合馬。  
C 芝ダ9-12F B A D A 社台TC グレインアート 戸田 129 鹿毛 スペシャルウィーク ミルグレイン Polish Precedent 社台ファーム 1997 2 14-a 4-7-10-7 64 ND5x4 Buckpasser5x4  
母全姉に愛オークス馬。母は伴性血縁上でPrincequillo4x3を内包。「マルゼンスキー≒Polish Precedent」でNDとBuckpasserが両方クロスしてしまったり、「NijinskyとMill Reef」の組み合わせを内包したりと、馬力が勝った配合で不器用さや無骨さが感じられる。欧系のスタミナが生きて質の高さも大物感も十分なのだが、硬さが出すぎてしまうと、ダ9F向きのタイプになってしまう可能性もあり若干リスキー。いずれにせよ切れ味を武器にするタイプではなく、好位からの力押しを得意としそうなイメージ。スタミナ消耗度の高いレースや力の要る馬場は得意。早生まれは魅力で、完成度の高さで硬さを誤魔化せれば。  
C 芝7-11F B C A C 社台TC シルバーブレイズ 西 松田博 330 鹿毛 タニノギムレット シルバーネックレス サンデーサイレンス 社台ファーム 1996 2 8-c 6-4-5-8 60 Hali to Reason4x4   
祖母は仕掛けあり。実績いまいちの牝系だがこれから伸びそう。父に母父SSは合う。祖母の血がスピード系で底力や大物感はいま一つだが、芝での切れ味に繋がる血が豊富で軽快さと切れ味とを期待できる。本質的にはマイラータイプという印象だが、Hyperionの流れが強くて距離の融通性は高め。長所のスピードと切れ味は重賞でも通じるレベルで、アタリならトライアル勝ちまで見込める。ただ、皐月賞〜ダービーよりはNHKMC向き。ハズレでも小銭稼ぎタイプにはなれる。従兄のインセンティブガイと同程度の好配合馬。グラスワンダー産駒の近親馬シルクネクサス(ベンジャミンS)よりは好印象。  
C 芝8-12F B C+ B C サンデー ビンチェロ 西 橋口 401 黒鹿 ダンスインザダーク ツィンクルブライド Lyphard ノーザンファーム 1991 7 10-e 4-8-15-2 58 ND4x3  
牝系は平凡だが、母父と母母父が日本の芝向きのスピード系の血であるがゆえの優秀な繁殖実績と考える。配合はND4x3で母父Lyphardを強調。母母父にCaroの血が入っていて、母父までが同じツルマルヨカニセ(母母父Herbager)よりは切れる。半兄ペールギュントと比較すると切れ味では劣るが、粘りと距離の融通性では当馬に分がある。成長力は過信できないが、本格派の配合ではない分だけDID産駒としてはPOG適性は高め。適性としては若駒Sや京都新聞杯あたりが合いそう。母はそろそろピークを過ぎていてもおかしくない年齢・産次で、出涸らしリスクを考慮した上で指名したい。  
C 芝9-12F A B C B キャロットC アンプルール 加藤征 222 黒鹿 ダンスインザダーク ベビーグランド トニービン ノーザンファーム 1997 7-f 4-9-4-11 51 ND4x4〜Nearctic5x55  
曾祖母Katies 祖母はX経路上でPapyrus3連。エアグルーヴ04と類似性のある配合だが、こちらの方がND4x4〜Nearctic5x55の流れが綺麗。エア04より緩さがあって一瞬の切れ味では見劣りするだろうが、持続性のある長く良い脚を使えるタイプ。ただ、もう少し切れか馬力のどちらかを強調しないとPOG期間内には結果を残しにくい。クロス数の少ないシンプルな配合でDID産駒としては早くから動けそうな印象だが、完成は期間後。厩舎+父のイメージで恐らく不人気だろうから、青葉賞〜ダービー掲示板狙い要員として中〜下位指名するには悪くない。SS系と合いそうな母で今後の産駒も注目。  
C 芝6-8F B B A C 社台TC アルティマトゥーレ 西 414 鹿毛 フジキセキ エアトゥーレ トニービン 社台ファーム 1997 3-l 3-4-5-3 58 Almahmoud5x6 Bold Ruler6x6  
SS系との相性が良さそうな母。父系と母父トニービンの相性の良さに加えて、「Lyphard x ロイヤルスキー」の祖母スキーパラダイスと父の母方との相性も抜群で、米スピードと欧スタミナのを両方を生かせた。早期から短距離で米血スピードを発揮しつつ、成長するにつれてマイルでも十分に力を出せるようになりそうなイメージ。近親のフレジェール(スキーパラダイス04)と比べても遜色ないが、字面に迫力があるのはあちら。母父までが同じドリームパスポートと比べると血の統一性や中距離での底力は見劣りするが、スピードは当馬の配合が上。アタリなら桜花賞2-3着級のイメージ。  
C 芝ダ7-10F B B C C キャロットC ソルヴィエント - 西 友道 503 栗毛 フレンチデピュティ サンウィルシャイン サンデーサイレンス ノーザンファーム 1998 3 23-b 9-8-5-12 62 ND4x4 Bold Ruler4x5 Victoriana5x6  
祖母は優秀な繁殖。配合はND4x4で祖母ドリームビジョンを強調。芝がダメということはないだろうが、Deputy Ministerとノーザンテーストのカナダ系の血が呼応して、フラムドパシオンがダート馬に出たのと同じ様な仕組みで当馬もダート向きになりそう。米血スピード優位でマイル前後がベストだと思われるが、ダートなら意外と距離が持ちそうなイメージも。叔父ユートピアと実馬イメージは近い。サイレントプライドとも似たイメージ。交流重賞ありルール向き。早期から使えそうなのが魅力で、順調に使えればハズレでもダートで2勝を狙える。  
総合評価 距離適性 配合 母質 切れ 底力 馬主 馬名 区分 東西 厩舎 誕生日 毛色 母父 生産者 母生年 産次 F.No. 影響度 クロス数 主なクロス  
D 芝8-11F B B- B B 社台TC ヴァルプリス 西 池江寿 505 栗毛 アグネスタキオン ヴァルールーズ Nashwan 白老ファーム 1996 4 5-h 3-2-6-1 63 Nasrullah67x56  
5代母Val de Loir全妹。牝系3代内はG3勝ちまでで若干物足りないが、当馬の母に関してはX経路上でHeight of FashionとIrish Starの呼応があって注目してみたい。配合は「Northern Dancerなし」「Nasrullahを主軸とした配合」「欧系主体」といった点がショウナンタキオン・ロジックと共通。この2頭と比べると強調されたNashwan的な欧系の重厚さが出ていて軽快さは見劣りするが、中距離でのしぶとさは当馬の方が上。時計のかかる馬場への適性も十分。G1級というには足りないが、アタリなら萩S・若駒S・毎日杯級のイメージ。早期入厩を予定されているのは魅力的。半兄フリーユアマインドより好印象。  
D 芝7-11F B A+ B B 近藤利一 アドマイヤビアン 西 橋田 226 鹿毛 アドマイヤコジーン アドマイヤラピス Be My Guest 辻牧場 1992 6 1-l 3-9-14-2 68 ND4x3 Lady Angela5x5  
Sunny Valley系。母父Be My Guestを強調。強調された母父内Tudor Minstrelや、ミセスマカディー≒Ela-Mana-Mou的なFair Trial系(Petition・Court Martial)のスピードが強くなっているので、切れるというよりはスピードの持続性と粘りに良さがありそう。マイラータイプという印象ではあるが、Hyperionの血の流れをはじめ、欧系のスタミナの血も緻密に押さえていて距離の融通性は高め。父父Cozzeneのアクの強さが出なければ、牝馬限定芝10Fの重賞レースにも十分に対応できそうなイメージ。早熟でもないはず。半兄アドマイヤフジには若干見劣りするが父の産駒としては最上級レベルの好配合馬。